久しぶりに来ましたね、Insider Preview Fast Ring向け。
バージョンは 10.0.14915.1000 です。
今回はまた久しぶりに Dona ログ にチェンジ・ログが掲載されているのでさっそく見てみましょう。
Improvements and fixes for Mobile (改善点 モバイル向け)
・アプリをSDカードと内部ストレージの間で移動させたとき(どちらからどちらへの方向でも)に、アプリが保留状態(pending state)のまま止まってしまう問題を修正。
・コルタナのテキストスピーチ(text to speech)が動かなかったのを修正。 メッセージを読んだりジョーク、歌を歌ったりできるように戻ってきました。
・このビルドでは 設定 > 更新とセキュリティ > Windows Insider Program からの ringの設定が出来るように元に戻りました。 さらに詳しい情報はこちらへ。
・最近のプラットフォームの変更による互換性の問題、たとえば Yahoo Mail, Trivia Crack, Google や Skype Translator Preview アプリがクラッシュする問題を修正。
・翻訳に関するたくさんの修正を施しました。 例えば ストアアプリのインストール通知、アプリの確認を促すときのドイツ語の間違いなどです。
・”You need to fix your MSA (Managed Service Account)” という通知の表示のロジックをアップデートしました。 これにより、何度も連続で通知が出ることが無くなりました。
・Microsoft Edgeの Advanced settingsが 連続したダウンロードを行う場合に、設定 > システム > ストレージ から設定した保存場所ではなく、デフォルトのダウンロード場所にダウンロードしてしまう問題を修正。
・Continuumが利用な能なデバイスで、一時的に以前ペアリングした Windows 10 PCと接続が出来なくなる問題があったのを修正。
・サウンド (sounds) の設定をアップデート。 OneDriveから直接ダウンロードされた mp3 や wmaファイル、ファイルエクスプローラから Phoneの リングトーン (Ringtones)フォルダーにコピーされたものは自動的に ringtones(着信音)、アラーム、通知のサウンドで利用可能なリストに表示されるようになりました。
Known issues for Mobile (既知の問題 モバイル向け)
(当初は「いまのところ無し」と表示されていました。)
・追加:このビルドでは、追加の「スピーチとランゲージ(speech and language)」をダウンロード、インストールすることが出来ません。
Improvements and fixes for PC (改善点 PC向け)
・スタートメニューのパワーボタン(電源ボタン)が利用できなかったのを修正。
・コルタナのテキストスピーチ(text to speech)が動かなかったのを修正。 メッセージを読んだりジョーク、歌を歌ったりできるように戻ってきました。
・特定のエディションの Windows 10 で .dll ファイルがみつからないことが原因で他の設定ページに移動したときに 設定アプリがクラッシュする問題を修正。
・翻訳に関するたくさんの修正を施しました。 例えば PC の Windows Updateでアップデートが完了したときのフランス語の画面で “your phone is up to date” と表示されていた
問題などです。・このビルドでは 設定 > 更新とセキュリティ > Windows Insider Program からの ringの設定が出来るように元に戻りました。 さらに詳しい情報はこちらへ。
・最近のプラットフォームの変更による互換性の問題、たとえば Yahoo Mail, Trivia Crack, Google や Skype Translator Preview アプリがクラッシュする問題を修正。
・Insidersのうちの一部で、メールの通知のトーストが表示されるのが遅れる問題があったのを修正。
・”Open with” ダイアログで “このPC上の他のアプリを探す” リンクが、”Run” ダイアログが開いて関連付けされてないファイルタイプを利用した後だと動かなかった問題を修正。
・Connect flyout をアップデート。 一覧のデバイスの クリック可能な範囲をフライアウト(flyout)の横幅全体に広げました。
・中国語のIMEがアクティブになっていると、デバイスがコネクティッドスタンバイ(Connected Standby)からの復帰時にログインができない問題を修正。
・Microsoft Edgeで特定のウェブサイト上で、Ctrl+Aによる「すべて選択」をしてテキストを選択してコピーしたのちにNotepad(メモ帳)にペーストしようとすると何もペーストされない問題を修正。
・お気に入りフォルダが他のフォルダからリダイレクトされている場合に Internet Explorer から Microsoft Edge にお気に入りをインポートしようとすると失敗する問題(例えば、 “C:\User\Users\
\Documents\Favorites” のようになっているとき)を修正。 Known issues for PC (既知の問題 PC 向け)
・Adobe Acrobat Reader (アドビ アクロバットリーダー)を起動しようとするとクラッシュします。
・サインアウトして他のユーザーアカウントに切り替えようとするとログインできないことがあるかもしれません。 PCを再起動(reboot)すれば、そのアカウントにログイン可能です。
・Bashはこのビルドにアップグレードすると利用できないかもしれません。 再び利用できるようにするには、”Turn Windows features on or off”に行って、スクロールして下のほうへ行き “Windows Subsystem for Linux(beta)” をチェックして OK をクリックしてください。 再起動後にBashが利用可能になっているはずです。
・設定アプリが Settings (設定) > Personalization (個人用設定)に行くとクラッシュすることがあります。
追記:「配信の最適化(Delivery Optimization)」について
ハロー Windows Insiders!
Redmondでは忙しい数週間を過ごしました。 先週、エンジニアリングレビューを行い、それぞれのチームがこれからの数カ月にどういうプランを進めていくかを発表しあいました。 それはカスタマーに届けたいシナリオをどういう優先順位で届けていくかというものです。 同室にいた Windows Insidersたちも頼もしく、この1週間の間にライブでツイートされたコメントの影響で、このビルドがエナジーとエキサイトメントを持ったものになりました。 みなさんもこのレビューの結果をこれからの数カ月の間に見ることが出来ると思います。
今、みなさんが待っていたニュースを届けます! 今日は Windows 10 Insider Preview Build 14915 PC向け、Mobile向け、Windows Insiders の Fast ringにリリースしました。
Improving app and update downloads in Windows 10 with Delivery Optimization
(Windows 10における アプリとアップデートダウンロードの配信の最適化について)まず、配信が最適化された Windows Insidersは、新しい Insider Preview ビルド、OSアップデート、アプリのアップデートをローカルネットワーク上の他のPCから受け取ることが出来ます、インターネット上の他のPCからも可能です。 Windows 10 November Updateの「配信の最適化(Delivery Optimization)」はユーザに対してローカルネットワークのPCやインターネット上のPCからアップデートを受け取ることが出来るようになりました。 この機能をオンにすると、配信の最適化によりお使いのPCはダウンロード済みのアプリやアップデートの一部を(「配信の最適化」を利用して)送ることになります。 設定で「配信の最適化(Delivery Optimization)」をするには、 Settings > Update & security > Windows Update > Advanced options で “Choose how updates are delivered.”を Onにしてください。
アプリやOSのアップデートをネットワークやインターネット上の他のPCから行うために 初めて 「配信の最適化(Delivery Optimization)」 を PCで利用すると、アクションセンターに通知が表示されます。
アプリのダウンロードに加えて、アプリのアップデートや OSのアップデートを Windows Update サーバから行う場合も、「配信の最適化(Delivery Optimization)」はローカルネットワークやインターネット上の配信の最適化がオンになっている近くのPCを探して一番近くのPCからアップデートを受け取ります。 全部を1つのマシンから受け取るのではなく、最も早いと思われる相手から小分けされたモノを、ファイルにとって最も信頼のあるソースから受け取ります。 配信の最適化はローカルのディスク使用量、セルラーネットワーク、バッテリーライフや他のネットワーク・アクティビティも考慮しています。 これはまた、Windows Updateや Windows Storeが他のPCからダウンロードしたファイルの認証をチェックするセキュリティ対策も統合されています。 ネットワークコンディションを見る PCにとっては、より良く信頼のおけるダウンロード・エクスペリエンスになると思われます。
「配信の最適化」は初期設定でオンになっているので、使いたくない場合には Settings > Update & security > Windows Update > Advanced options で “Choose how updates are delivered” をオフにしてください。 配信の最適化はローカルネットワークのみで利用することも可能です。 システムアドミニストレータはグループポリシーや MDMポリシーの設定によりシームレスにローカルネットワークの範囲を変更可能です。
Windows 10 November UpdateでローカルネットワークのPC向けに 配信の最適化を発表して以来、スモールビジネスから千台以上の Windows 10 PCを持つ大きなエンタープライズまで、たくさんの人がこの機能を便利に使っているのを見ています。 複数台のPCが最新の Insider Previewビルドや、ストアからのアプリのアップデートを利用する場合に、必要なインターネットの帯域利用が30%から50%軽減されるのを確認しています。
この機能を利用して是非フィードバックをして協力してください! 今日は a Quest(クエスト)を発表しました、Windows Insiders は次回のバージョンに搭載されるこの機能を試してみてWindowsのエクスペリエンスをよりよくするためのフィードバックを提供してください。 「Windows10の 配信の最適化」に関するさらに詳しい情報は このFAQを見てください。
Keep hustling,
Dona <3 Updated August 31, 2016 3:09 pm
リンク
・Announcing Windows 10 Insider Preview Build 14915 for PC and Mobile – blog.windows.com