Surface Phone

Surface Phone に期待できない 3つの理由

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 この1か月くらいの間に、過去の Microsoft の特許出願情報などから再び「Surface Phone」への期待がささやかれているようです。 個人的には「またその情報かよ、前にも同じの出てたじゃん!」と思う部分が多い気もするし、Surface Phone には正直なところ期待はしていません。 とはいっても過去に「Nintendo Switch? 売れるワケないじゃん!」と言った自分なので、それくらいの人間が書いているものと思ってください(Nintendo Switch とてもいいハードだ!)

 ということで、また恥をかくことを覚悟しつつ、2017年も終わるので、書き逃げ的に「なんで今こう思っているのか」を書いてみます。

実用レベルで「折り畳み(foldable)」スマホは他社から出つつある

 『折り畳み式』は 2018年には1つのトレンドになる可能性もあると思います。 すでに折り畳み式のスマホは市場に出ていたりします(今のところ2台のスマホをくっつけただけのように見えちゃうけど)。
 更には Samsung はたぶん有機ELの極薄ディスプレイを採用した折り畳みスマホを2018年中に出してくるともいわれているので、ちょっともたついている間にまた Microsoftさんは他社に追い抜かれていくように思います。 というか、圧倒的に Android等で出したほうが開発者もユーザも利便性を実感できそうです。

「アプリが無い」問題の再発

 これはツイートでも言ったことですが、Surface Phone に関する記事を読んでいると「Windows でも Windows Phone (Windows 10 Mobile) でもないOS」という話も聞きます。 ということは、開発環境もまた1からやり直しなのでしょう。 もちろん「似ている」ということで、過去にその周辺の開発環境を知っている人からすればまったくのゼロからのスタートではないと思います。 が、がです。 また振り出しからかよ!的な思いは否めません。 もう ついてきてくれる人いないんじゃないの?

 Android等で出てくれる分には、既存の無数のアプリも使えて、更に新しい技術の恩恵も受けられます。 しかしこれが全く新しいOSのものだと Windows Phone のころにたくさん聞いた話の繰り返し「えっ、あのアプリもないの?」状態が再現される未来しか見えません…(機械学習の前に過去の失敗から学習しなくちゃ… Machine Learning の前に Mobile Learning を…)。

ナデラさんは Surface Phone 周辺に関して言及していない

 これは自分がたった一冊の本を読んだだけで勝手に想像していることですが、Satya Nadellaさんの著書 『Hit Refresh』 での発言をちょっと大げさに要約してしまうと「スマホの次は MR に置き換わる」という話に読み取れました
 過去には Microsoft の HoloLens の中心人物 Alex Kipman氏は「スマホはすでに死んでいる」という北斗の拳のケンシロウのようなコメントを残しています(日本のアニメ大好きらしいです)。 Hit Refreshの中でも ナデラ氏はとにかく MR (Mixed Reality)という技術にほれ込んでいるのが分かるし、ナデラ氏自身も「Mobileといっても、まったくあたらしいものを作ることになるだろう」と発言しているため、既存のスマホに似ているといえばそのライン上にあるくらい似ている Surface Phone は Microsoft の本流には乗っていない製品だと思われます。

 もちろん「極秘プロジェクトならば 本の中で言及するわけがない」というツッコミもあるのでしょうが…。

最後に

 2017年もあと数日で終わりますね。 また来年の今頃、この記事を読み返してどれだけ自分の顔が赤くなったり青くなったりするか、ヒヤヒヤしつつ2017年最後のブログとさせてもらいたいと思います。 2017年中盤以降、更新も滞りがち(アレが滞りがちになっちゃったからなぁ…人のせいにした、それはダメだ)でした。
 来年も特に書くことはあまりないかもしれませんが、ほそぼそとやっていこうと思います。 なんとなく見てやってください。 それではみなさん、良いお年をお迎えください!








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