基本かつ知らないと損した気分になる、Windows Phone の便利な入力方式。 それが
『カーブフリック』 と 『ワードフロー』 です。
・まずは 「カーブフリック入力」
入力例として造語です(汗)が [ずごっぐ] と入力したいとします。
この場合、Windows Phone のカーブフリック入力ならナント! 4ステップで入力可能なんです。
さっそく日本語10キーが表示されていることを前提に、やってみましょう。
「さ」に指をおいて、そのまま上にいって「す」が出たところで右上にいって指を離すと「ず」
「か」に指をおいて、そのまま下にいって「こ」が出たところで左下にいって指を離すと「ご」
「た」に指を置いて、左上に移動して指を離すと「っ」(小さい つ)
「か」に指をおいて、そのまま上にいって「く」が出たところで右上にいって指を離すと「ぐ」
ほーらカンタン。 すごく効率的に文字入力が出来ちゃいます。 文字に対して時計回りが「”(濁点)」に、反時計回りが「小文字」や「°」になります。
他のOSだとたぶん、「す、(小)、こ、(点々)、つ、(小)、く、(点々)」で8ステップ掛かってしまいます。 とはいっても他のIMEなどを入れれば似たものはあるけどね(汗)。
2016/11/25追記: Windows 10 Mobileの場合、この画面のまま各文字の右下側に指をスライドさせると数字を入力することも出来るようです。
ああっ、@hosinity さんにコメントをもらうまで、Windows Phone の文字のフリック入力で数字が打てることを知らなかった…。 便利だ。
Windows 10 Mobileから出来るようになったのかな。 Windows Phone 8.1 OS では表示が無い。 pic.twitter.com/Bjv50jmTPB
— WPFanBlog (@WPFanBlog) 2016年11月25日
これはかなり便利ですね、使わないとソンです。
・ 「ワードフロー入力」
これは英語キーボードの機能。
スクリーンショットをとるのが難しかったのでこの画じゃよくわからないけど、目的の時のところでクネっとひねる感じ? とにかく何度か入力してるとコツをつかめると思います。 あと、なぜか Microsoft Edge のURL入力画面では使えませんでした。
入力開始の位置から一度も画面から指を離さずに、次々と文字を中継していって入力が終わった時にはじめて指を画面から離すという一風変わった入力方法。
これは入力文字に関して「補正」が大きくかかるため、決まりきった言葉を素早く入力するのには最適。 だけど造語など、文字として間違ってるんじゃないか?と思われるものは勝手に修正されちゃいます。
たとえば「Windoes」と入力すると「Windows」に補正されます。
「Wine」と入力したいときの例(イメージ)。 一筆書きの感覚で目的の文字のところで切り返す感じでいくとうまく入力できると思います。
自分はあまり使わないけど、慣れるとかなり速く入力できると思いますよ。
・ おまけ 「音声入力」
あと、[その他のキーボード設定]で、「ディクテーションボタンを表示」しておくと使える、音声入力もかなりの精度なので、それもありかもね。 上の「カーブフリック入力」の画面で左上に出てるマイクのアイコンをクリックすると音声入力できます。
これもキーボードに対応していて、英語キーボードだと 「Listening…」 と出て英語として聞き取り、日本語キーボードだと 「聞き取り中・・・」 と出て日本語として聞き取ってくれますよ。
・日本語入力IMEについて 検索エンジンなどでこのページへ来てくれる人がいるようで、知りたい情報は「日本語入力アプリ、IME」ということっぽいので言っておくと、Windows Phone(含む Windows 10 Mobile) は 2016年11月現在、日本語入力IMEの変更、辞書の登録などはできません。 これは結構痛いポイントかもしれないっすね。 フィードバックなどで要望がたくさん出ているので、そのうち対応してくれるとは思ってるのですが、そのうちがいつになるのか全く分からないのが Windows Phoneの現状でもあります。