現在、ウチで使っている Windows 10 のセカンドマシン(DELL Vostro 15 3559)があるのですが……。
ナゼか 1日のはじまりの 1回だけ、Windowsの起動(動作)が極端に遅くなるという現象に悩まされていました。 フルシャットダウン(SHIFTキー + シャットダウン のクリック)をした後に起動しなおすと普通に素早く起動できるのですが、毎日 1回目は必ず動作がおかしいというのはどうにもイヤでした。
何度か Windows 10 の再インストールなどをしてみたのですが、その中でやっと理由が分かりました。
解決前にいろいろ試したこと
基本的に全部が徒労に終わった話ですが……。
・CMOS電池切れだったのでは?と思い、電池交換(CR-2032ボタン電池)
・メモリーが壊れているのでは?と思い、メモリー交換(DDR3L 8GB Memory を 1枚買いました)
・バッテリーの調子が悪いのでは?と思い、放電と充電を何度か繰り返してみた。
・Windows 10(OS)がおかしいのかと思い、クリーンインストール等。
で、ホントの原因が次になります。
バッテリーの老朽だった
とにかくいろいろ調べて行って、最終的に「バッテリーが老朽化?していた」というところにたどりつきました。 ノートPCのバッテリーを取り外して AC電源だけでの利用ではまったく問題(Windows 10 の起動や動作がとにかく遅く・重くなる)は出なくなりました。
ということで、「原因は、利用開始から5年ほどになるバッテリー」 と特定しました。
のちに、交換の新品のバッテリーを買っみたのですが、試してみても今のところ調子は良いようです。 純正と言っていたお店のちょっと安いバッテリー(それでも 約 8,400円 した)は、確かにデルの文字が書いてあるのですが、今までついていたものと若干違うような……。 まあ普通に動いているからいいとしよう(汗)。
なんかね、バッテリー容量が 2,700mAhで、元々の 2,750mAhよりちょっと小さい?のに、幅が微妙に大きい?!感じで、バッテリーパックを入れるのがちょっとキツかった。
しかし、長年いろんなノートパソコンを利用してきたけれど、まさかバッテリーの老朽化が Windows (OSとかソフト)の調子が悪くなる原因になるとは思いませんでした。
以下は、オマケ程度の話(上記の問題、以前これが原因だと思ってました)
不必要な「オプションの更新」をしてはいけない
Windows 10 の Windows Update で、ついこのあいだまで当たり前のように「オプションの更新プログラム」がでてくると全部を指定して更新していました。
でも、ふと思ってちょっと「オプションの更新」について検索などしてみたら、『オプションの更新は基本的にはしてはいけない』という一文があって「そうなのか!」と気づきました。
Windows Update の「オプションの更新」項目にも「以下のプログラムの動作で不具合が出た場合にはオプションの更新を適用してください」ということが書かれています。
Windows 10 再インストール後に動作は快適に
オプションプログラムの更新を全部リセットするために一旦、Windows 10 をクリーンインストールしなおしました。 Windows Update では「オプションの更新プログラム」を無視するようにしました。 それ以降は毎回、起動時に不具合がでることもなく快適になりました。
このマシン、CPU は 第6世代の Intel Core 5だし、メモリは今は 8GBx2 = 16GB構成(メモリの不具合なのかと思って買い足しました)、SSDも Curucial MX500 1TB と、基本的な環境としては十分に使えるPCだと思ってます(Windows 11 ではアップデートの対象外になっちゃいますが……)。
今回の教訓
オプションでも「更新プログラムがあると更新したくなる」というクセ?!があるのが良くなかったようですね。 なんとなく Windows Updateに出てくる項目は一応すべて更新しておいた方がよいのでは?と思ってしまいがちですよねぇ~。
最後に
他の話でも自分のやらかしがあるのですが、ドライバーアップデートなどもそうなんですが、「余計なアップデートはしない」ということが大事なんですよね。